マルフク看板の種類 (上級編)

※一部(というかかなり)の画像は以下のものを使用しています。この場を借りて感謝を申し上げます。

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街中で見かけるブリキ、ホーロー製のマルフク看板。大まかなバリエーション分類は「マルフク看板の種類」に挙げましたが、コアなファンの方のために、もう少し細かい分類をしてみようと思います。なお、ここでの分類は、看板素材ではなくデザインに注目します。

フリーダイヤル編

フリーダイヤルが書かれたタイプです。これは全国共通でこのタイプのようです。
なお、さらに細かく分けると以下の3種類があります。

  1. 右上に小さく「H13」と製作年が書かれているもの
  2. 右上に小さく「2001」と書かれているもの
  3. 右上に何も書かれていないもの
このうちレア物は2です。大阪府泉北地域(堺市など)でのみ確認されています。→
以下の画像はどちらも1のタイプです。

フリーダイヤル横型 フリーダイヤル縦型

ただし京都市周辺のみ反転バージョンになります。

フリーダイヤル [反転] フリーダイヤル [反転]

「キャッシングのお申込は」で始まるホームページアドレスが書いてあるバージョンも、縦横それぞれ1タイプのみです。対応する赤白反転タイプはなさそう?

フリーダイヤル横型(URL付き) フリーダイヤル縦型(URL付き)

「電話の金融・販売」

実際の看板では、「電」の字はすべて略字(雨冠が「両」のようになっている)で書かれています。

(タイプ1-1)

電話の金融・販売 三木 電話の金融・販売 伊予三島

おそらくいちばんメジャーなタイプです。営業所名と電話番号の長さにより文字間隔が微妙に違うようです。

(タイプ1-1')

電話の金融・販売 京都 電話の金融・販売 山科

1-1とデザインは同じながら、京都市仕様の赤白反転バージョン。おそらく京都・山科バージョンしかないと思われます。(桂は後述の別タイプ)

(タイプ1-2)

電話の金融・販売 池田

よく見ると、「電話の金融・販売」と書かれているところの文字の間隔が若干広い気がします。「○マルフク」のロゴとの位置関係を比べてみれば分かりやすいです。数字フォントも微妙に違います(↓比較: 0とか4が分かりやすいです)。

タイプ1-1: マルフク数字フォント(タイプ1-1)

タイプ1-2: マルフク数字フォント(タイプ1-2)

(タイプ1-3)

電話の金融・販売 富山支店

「電話の金融・販売」の配置も数字フォントもタイプ1-1と同様ですが、「富山支店」と「支店」がついている点だけが異なります。

(タイプ1-3')

電話の金融・販売 京都支店

「支店」入りの反転バージョン。京都支店1種類しかないと思われます。

(タイプ1-4)

電話の金融・販売 福井

「電話の金融・販売」の配置も数字フォントもタイプ1-2と同様ですが、支店名の上に市外局番が書いてある点だけが異なります。
岩見沢(北海道)・大船(神奈川県)・福井(福井県)で確認されています(他にもあれば Twitter @029bot にご一報ください)。 
なお旭川(北海道)は、フォントが違うため別タイプ(後述)です。

(タイプ1-5)

電話の金融・販売 札幌支店

どうやら「電話の金融・販売」の配置はタイプ1-1と同じのようですが、「札幌支店」と書いてあることに加えて、明らかに数字のフォントが違います。もしかすると札幌バージョンしかないかもしれません。

(タイプ1-6)

電話の金融・販売 小樽(営業所名表示なし)

「電話の金融・販売」の字間がさらに広く、しかも市外局番があって営業所名がないバージョンです。フォントはタイプ1-2・1-4と同じのようです。
上の画像は小樽営業所(北海道)ですが、もしかするとここにしかないかもしれません。 

(タイプ1-7)

電話の金融・販売 泉佐野 電話の金融・販売 西大寺

「電話の金融・販売」の配置はタイプ1-2と同じです。しかしその下の営業所と電話番号のフォントが他のバージョンと異なります。

(タイプ1-7')

電話の金融・販売 二日市(オレンジ色) 電話の金融・販売 亀岡(オレンジ色)

タイプ1-7とデザインは同じで色がオレンジっぽいもの。

(タイプ1-7'')

電話の金融・販売 桂 [反転]

タイプ1-7とデザインは同じで、色が赤白反転しているもの。桂バージョンだけと思われます。

(タイプ1-8)

電話の金融・販売 旭川

書いてある内容はタイプ1-4と同じですが、フォントがタイプ1-7仕様のもの。旭川だけかもしれません。

(タイプ1-9)

電話の金融・販売 大船

営業所名と市外局番が両方とも書いてあるバージョン。大船バージョン1種類だけかもしれません。

なお、大船の横型ではタイプ1-4, 1-9の画像は見たことがありますが、最もメジャーと思われる1-1などのタイプは見たことがありません。その理由は大船営業所の立地にあるのではと想像しています。鎌倉市の大船駅が最寄りなので「大船」を名乗っていますが、営業所の所在地は横浜市となっています(駅自体が市の境界付近にあります)。横浜市の市外局番は045、鎌倉市は0467です。「大船」とだけ書いて市外局番を書かないと、鎌倉市の人が894から(横浜の人が0467から)ダイヤルしてしまうでしょう。

同様に市の境界付近に営業所があった例としては町田営業所があります。先ほどと同様、駅のある東京都町田市の「町田」を名乗りながら、実際の営業所は駅付近で境界を接する神奈川県相模原市にありました。但しこちらは大船と異なり、タイプ1-1が普通に存在します。それは、町田市側でも相模原市側でも同じ0427(現在は042-7xx)の市外局番を使っており、市外局番を書かなくとも混乱することはなかったからと思われます。

それでも、「福井」や「旭川」は謎です。別にそういう混乱要素があったわけでもない(と思う)のに、「金融・販売」バージョンで市外局番と営業所名を並記しています。納得のいく結論が出せません…。

(タイプ2-1)

電話の金融・販売 電話の金融・販売 元町

タイプ1-1に対応する縦型看板です。最もメジャーと思われます。

(タイプ2-3)

電話の金融・販売 富山支店

タイプ2-1の「支店」入りタイプ。同じ札幌バージョンでも、数字フォントはタイプ1-5のようではなく、メジャーなタイプ1-1のデザインです。

(タイプ2-3')

電話の金融・販売 京都支店

「支店」入りの反転バージョン。京都支店バージョンしかないと思われます。

(タイプ2-7)

(画像準備中)

タイプ1-7に対応する縦型タイプ(琴似バージョンが対応?)

(タイプ2-7')

電話の金融・販売 泉佐野(オレンジ色)

タイプ2-7と違い、色がオレンジっぽくなっています。タイプ1-7'と対応。

(タイプ2-7'')

(画像準備中)

色が赤白反転です。タイプ1-7''と対応。桂バージョンしかないと思われます。しかし桂の縦型を発見できていません。

「お問い合せ」

(タイプ3-1)

お問い合せ

もっともメジャーっぽいもの。

(タイプ3-1')

お問い合せ 山科 [反転]

3-1の色違い。

(タイプ3-2)

電話の金融・販売 小田原

市外局番なしバージョン。

(タイプ3-3')

(画像準備中)

営業所名なしバージョン。フォントはタイプ1-2系列です。東京本社の1バージョンだけのような気がしますが真相は不明。

(タイプ3-4)

(画像準備中)

3-1と比べて「お問い合せ」フォントが違います。同営業所で3-1と3-4が両方存在する場合が多々あります。

(タイプ3-4')

営業所名なしバージョン。書いてある内容はタイプ3-3'とまったく同じですが、フォントがタイプ1-7系列です。これも東京本社1バージョンだけのような気がしますが真相は不明。

(タイプ3-5)

(画像準備中)

タイプ3-3'とも3-4'とも違う、営業所名なしバージョン。フォントが他と違っています。またまた東京本社1バージョンだけのような気がします。

(タイプ4-1)

お問い合せ

上がタイプ3-1に対応する縦型。(下はフリーダイヤル)

(タイプ4-5)

(画像準備中)

タイプ3-5の縦バージョン。

「電話の金融・レンタル」

ホーロー仕様の看板にも札幌を除いてこの文言がついています。

(タイプ5-1)

電話の金融・レンタル [ホーロー]

たぶん一番メジャーかな?右下または左下に「03.02.00」のように書かれており、最初の2つが製作年月を表すようです(3つ目は不明)。

(タイプ5-1')

電話の金融・レンタル [ホーロー・反転]

5-1の反転バージョン。

(タイプ5-2)

電話の金融・レンタル

上の看板ですが、「1」のフォントが縦棒1本です(5-1と比べてみてください)。非ホーローの「金融・レンタル」はこのフォントになっているようです。

(タイプ5-3)

電話の金融・レンタル

一見5-1と同じに見えますが、「電」の字が略字になっていることに加えて、数字のフォントも違います。色がオレンジがかっている場合が多いです。5-1と異なり、右下の数字が「2.1」のように年月表示のみになっています。

(タイプ5-4)

(画像準備中)

「電」の字は略されていませんが、フォントは5-1とも5-3とも違います(どちらかといえば5-3寄り?)。

(タイプ6-2)

電話の金融・レンタル

旧タイプ看板

1989年ごろまでに製作された看板です。ちなみにブリキ製です。

(タイプ7-1)

電話の金融 [旧タイプ]

旧タイプの中ではメジャーと思われるものです。旧タイプでは電話番号の区切りがハイフンでなく点になっています。

(タイプ7-2)

電話の金融 [旧タイプ]

営業所名と電話番号部分のフォントが7-1と違います。市内局番以降も多少平べったい形になっています。

(タイプ7-3): 電話の金融・うりかい 50万マデ

電話の金融・うりかい 50万マデ

これ以降のバージョンは数字のフォントが大きく異なります。利率は73.0%となっており、この部分のバリエーションもありそうですが、そこまでリサーチできないので触れません。(できたら超上級ですね)

(タイプ7-3'): 電話の金融 50万マデ

電話の金融 50万マデ

7-3との違いは「うりかい」がない点のみです。シールを上から貼ったように見えます。下には何が書いてあるんでしょうね…。

(タイプ7-4): 電話の金融・うりかい 50万マデ

電話の金融・うりかい 50万マデ

タイプ7-3と比べると市外局番がありません。

(タイプ7-5)

(画像準備中)

「30万」松原営業所(大阪府)などで確認されています。

(タイプ7-6)

「20万」

(タイプ7-7)

「電話の金融」だけなのにもかかわらず、電話番号フォントが「50万マデ」以前のものと同じになっているバージョン。船橋営業所(千葉県)のものが目撃されています。

(タイプ8-1)

電話の金融 電話の金融 [旧タイプ]

タイプ7-1に対応する縦型タイプです。

(タイプ8-3): 電話の金融・うりかい 50万マデ

電話の金融・うりかい 50万

タイプ7-3に対応する縦型タイプです。

(タイプ8-3'): 電話の金融 50万

電話の金融・うりかい 50万

50万バージョンにもかかわらず、「うりかい」「マデ」表記がありません。よく見ると上からシールが貼ってあるように見えます。シールがたまたまこの表記なのか、市外局番ありの縦型50万バージョンにそもそも「うりかい」「マデ」がないのかは不明です

(タイプ8-4): 電話の金融・うりかい 50万マデ

電話の金融・うりかい 50万マデ 電話の金融・うりかい 50万マデ

タイプ7-4(市外局番なし)の縦型バージョンです。2枚載せたのに電話番号に2と4と6しか出てきてないw

(タイプ8-6): 電話の金融 20万

電話の金融 20万

古すぎでしょ…w ちなみに奥に見えているのは横型20万バージョン(タイプ7-6)です。但し看板がちゃんと見えないので画像は割愛。

最古タイプ看板

便宜上特徴でタイプ分けしますが、実際には同タイプでも細部で異なっているものが多いようです。

(タイプ9-1): 横型、市外局番あり、「株式会社」が縦一列表記

(タイプ9-1): 横型、市外局番あり、「株式会社」が(株)表記

(タイプ9-2): 横型、市外局番なし、「株式会社」組文字が「株会(改行)式社」

(タイプ10-2): 縦型、市外局番あり、「株式会社」が(株)表記